野村忠宏 氏から学んだ夢の叶え方③
(②からの続き)
具体的な戦い方を考える
アトランタオリンピックの代表に選ばれた野村氏は、自分に課題を課しました。
それは、金メダルを取るための「具体的な戦い方」だったといいます。
・常に前に出て攻撃し続ける
・ピンチがきても、不安や焦りを顔に出さない
(メンタルの弱さを乗り越える戦略)・諦めない
野村氏は3か月間の準備の末、アトランタオリンピックで見事に優勝されました。
優勝して感じたこと
アトランタオリンピックで優勝した野村氏が感じたこと。
4年後もう一回優勝したい。
優勝できるのなら、4年間楽しいことがなくても良いと思った。
一流の方は本気度が違うということを感じさせられた言葉でした。
2019年に開催されたラグビーワールドカップで、日本代表の選手の方々も「4年間すべてを犠牲にしてきた。」というように仰っていましたね。
野村氏も
2回金を取るなら「覚悟」が必要。
と言っていました。
好きだから続けられる、しかし、夢を追うからには「覚悟」が必要になる。言葉で言うだけなら誰でもできますが、実際に「覚悟」を決められるかどうかが、人生の分かれ道のような気がしました。
チャレンジしなかったら後悔する
シドニーオリンピックでも優勝した野村氏は、2年間アメリカで過ごしたそうです。練習のない生活。
しかし、3か月経って、そこには充実感はなく、虚しさがあったといいます。
チャレンジしなかったら後悔する。
そう思った野村氏は、3回目のオリンピックチャレンジを決めました。
しかし、2年間のブランクを経て出る試合は全て負け。当然悔しさもあった。
柔道もビジネスも結果しか見てもらえないですよね。
と仰ったうえで、
でも、諦められない。2年間かけて決めたのは自分。1年4か月後に日の丸を付けられれば良い。
そう考え、負けても良いと開き直ったそうです。
苦しい状況ではあったものの、見事に30歳でアテネオリンピック優勝を達成。
目標、努力、継続
野村氏は最後にこう締めくくりました。
目標に向かって努力することの大切さ。
自分の決めた事を貫くこと。
続けるからこそ見える事、知れる事がある。
野村氏の話を聴いて、改めて目標を持ち、それに向かって努力を積み重ねることの大切さを実感しました。
私は、この話を聴いて2020.2.16に開催された青梅マラソン挑戦の力をもらいました。それは別の記事に書きたいと思います。