チコちゃんに叱られる!トキメキと時間の科学
トキメキが時間の経過を左右する?
先日、NHKの「チコちゃんに叱られる!」という番組を視聴しました。
内容は、
大人になるとあっという間に1年が過ぎるのはなぜ?
その理由は、
人生にトキメキがなくなったから。
子供は
今日のご飯何かな?
あっ、ハンバーグだ!
やったー!
美味しい〜!
これ、どうやって出来てるのかな?
にんじんが星型に切ってある!
あっ、大好きなポテトサラダだ!
という具合に良い意味で一つ一つトキメキ、反応しています。
一方、大人は
今日のご飯なんだろ?
あっ、ハンバーグね。
以上。
このように、大人はトキメキがなくなったので、時間の経過を早く感じるのだとか。
大人になると、いちいち反応しなくなる。これは、悪い面を見ると、人生に面白味がなくなったと言えそうです。
一方で、脳が手抜きを覚えたので、いちいち反応しなくなった。そのため、ワーキングメモリーが温存され、より高度な思考に、脳を使えるようになったとも考えられます。
でも、やはり多くの大人がトキメキを失っているなら、トキメキを失わない大人は貴重な存在なのでしょう。
子供のような感性を持ち続けられる人は、クリエイティブで創造性豊かです。
小さい子供を見ていると、
「あっ、あった!」
「おっ!」
「何だこれ?」
と、いつも発見しています。
どうやら、新しい発見はトキメキの鍵になりそうです。
トキメクためにコンフォートゾーンから出よう
大人がトキメクためにも、「発見」が必要です。このブログで、何度も述べているように、重要なのは、コンフォートゾーン(快適領域)から出ること。コンフォートゾーンとは、動物で言うところの縄張りです。
自分が知っている環境、知っている人、知っている情報、知っている経験これら全てがコンフォートゾーンの内側にあります。つまり、コンフォートゾーンの内側には「発見」はありません。当然、トキメキもないのです。
裏を返せば、コンフォートゾーンの外側は未知の世界。発見の宝庫であり、トキメキの宝庫なのです。
ところが、動物が縄張りから出るのを恐れるように、大人もコンフォートゾーンから出るのを恐れます。故に、同じような生活を繰り返し、発見もなく、トキメキもないという状態に陥っている。
知らない環境に入り、知らない人と会い、知らない情報に触れ、知らない経験をするのは大変です。恐怖です。でも、怖いと思っていることを実行することこそ、コンフォートゾーンから出ることなのです。
そして、それが出来る人は成長し続けるし、発見し続けるし、トキメキ続けるのです。
<関連記事>
日常観察力と感性を磨く方法
<感性を磨く本>
「自分の言葉」をもつ人になる