結婚するか?子育てするか?その選択がエンディングを変える

進化の過程で、ネガティブな個体が有利だったが為に、私達の予期(未来予想)は基本がネガティブです。

ですから、「今ここ」に心を向ける方が不安がないと言われます。

その為、最近では「今を生きよう」「今を楽しもう」という言葉をよく耳にします。

それはまるで、将来を想像することに怯えているかの様です。

一方で、人間が動物と違うのは未来をシミュレーションできる事。

ネガティブながら未来を想像できるのが動物と違うところなのです。

ならば、人間の能力である想像と予期を使うべきだと思うのです。

•不安だから貯金する。
•老けたくないから、老いる前に運動の習慣を身につける。
•最後の瞬間には妻、子供、孫、曾孫の存在を感じていたいから、今頑張って子育てする。

なるべく、人生の最後の最後を想像することで、見えてくるものがあります。

私は、身内がなく、施設や病院、または1人自宅で旅立った方々を知っています。

反対に、90代まで行き、そこに孫や曾孫が毎日の様に訪れ、最後は自宅で旅立った方を知っています。

人生は映画の様なものですから、あるワンシーンは楽しいけど、ラストは悲惨なんてことは誰も望まないでしょう。

山あり谷ありだけど、ラストはハッピーエンドが良いと誰もが思うはずです。

終わり良ければすべて良し。と言う様に、最後が良い瞬間で終わりたいと、私は思います。

最後に妻、子供、孫、曾孫がいるラストになる為には条件があります。

①結婚すること
②子育てすること
③時間をかけて家族に関わること

この様な態度が必要だと考えます。

未来をシミュレーションすると、決して「やりたい事だけをやる人生」で良いわけがない事が分かってくるはずです。

もし、自分のやりたい事を優先するならば、独身でいる方が効率的です。結婚や育児という選択からは益々遠のくでしょう。

また、家庭が出来れば、自分だけやりたい事をやるなんて事は出来ません。

一昔前ならば、男はやりたい事をやって、家事育児はしない。という事がまかり通ったかもしれませんが、今はそうもいきません。

家族の為に犠牲を払い、我慢と忍耐で接するからこそ、それに応じる家族となるのです。

自由、創造、成果、成功、お金、旅行。

これらを追い求めて生き、最後にその手に残るものは一体何なのでしょうか。

自分は「こんなに成し遂げたんだ。」と思って旅立つのか。

「自分は完璧じゃなかったけど、子供を育ててあげられた。」と思い、家族からも「愛情のある父だった。」と思われながら旅立つのか。

80歳になった時に、やっぱり家族が欲しいと思っても、それは難しいことです。

常日頃から、終わりを思い描き、その方向に向かう様な生き方を選ぶ必要があります。

今この瞬間で見ると、子育ては自己犠牲かもしれません。

しかし、最後から見ると、それは後悔のない人生へと繋がっているのです。

たとえ、ネガティブな予期と言われようとも、終わりを思い描きましょう。

後悔のない人生はそうして生まれるのだと思います。