間違っているかもしれない「子育て」①

子育てをしていて、子供に対して言ってしまう言葉の中には、あなたが将来子供になって欲しい姿と真逆に作用するかもしれない言葉があります。

そんな矛盾を含み、間違っているかもしれない子育てをご紹介します。

余計な事をするな

子供というのは、大人からしたらやらなくて良い事、やらなくても分かりきっている事をやりたがります。

そんな時、つい「余計な事しないで!」と言ってしまっていないでしょうか?

「余計な事するな」と子供に言う前に、私たちには考慮しなければならない事があります。

①単純にあなたがやらなくても良いと思っているだけで、子供(他人)はそうではないということ。

②やらなくても先が分かるのは、あなた自身がそれをやってきたから。子供はまだやってないから結果が分からないし、確かめたいのは当たり前だということ。

自分で考えて行動できる人間になれないのは誰のせいなのか?

子供に「余計な事するな」と言っておきながら、ある日突然、「自分で考えて行動しろ」と言う。

矛盾。ご都合主義です。

子供は好奇心の赴くまま、自分なりに試行錯誤し、創造性を発揮して行動する

親が「余計な事をするな!」 と言う

子供には、「言われた事だけやっていろ」というメッセージが伝わる

指示待ち人間になる

周りの大人が「自分で考えて行動しろ」と言い出す。

こうして見ると、子供は最初から自分で考えて行動できています。しかし、大人が自分が扱いやすくするために、「これはやらなくていい。これをやりなさい。」と言う。

そのように育ったのだから、子供は「言われたことだけやろう」という考えで大きくなるのです。

つまり、本当は自ら考え行動できる人間になってほしいと願っていながら、大人が自分に都合が良いように躾を行った結果、真逆の姿になってしまうのです。

大事なのはなるべく自由にさせる事。そして、自分で決めさせる事。ではないかと思います。

自分の言葉に矛盾がないか。ご都合主義でないか。言葉には気を付けなければなりません。