間違っているかもしれない「子育て」②

静かにしなさい

子供に対して言ってしまう言葉として、”静かにしなさい”があります。

もちろん、本当に静かにしなければならない場面もあります。

が、大人の都合で多用するのは気を付けなければなりません。

なぜなら、親が子供に「静かにしなさい。」と言う一方で、社会では

①自分の意見を言える人

②発言する人

③大きな声で返事できる人

が求められているからです。

また、小学生くらいから、親を含めた周囲の大人もこれらの性質を要求するでしょう。

子供に対して普段から「黙れ。」というメッセージを送っておきながら、ある日突然「自分の意見を言え。」というのは矛盾していないでしょうか?

だから、親都合で「静かにしなさい。」と言っていないかどうか、考えてから、子供に伝える必要があると思います。