関係性を意識する〜2019.4.7日記~

※2019.4.7にアメブロで公開した日記記事です

4日、5日と残業続きでブログ更新が出来ていません。去年部署を異動したので、まだまだ今の業務をマスターしているわけではありませんが、去年の年度始めと今年の年度始めとで自分が成長出来たと感じることがあります。

それは、関係性を理解出来ているということ。1つ1つの業務が、どこでどう繋がっていて、どう影響しているのかということが分かってきたことは、自分でも嬉しいところです。

学習方法について書かれた本である「LearnBetter 」では、専門知識を有する専門家とは、その分野に通底する関係性を理解している人だと書かれています。

混沌とした複雑な状態の中から、隠れた本質や共通する特徴を見抜ける人です。

ベテランの方と新人の方は個々の業務の、理解力や技術力で差があります。知識量も違います。

しかし、なかなか気付かない差は、個々の業務が全体としてどう繋がっており、どういう意味をもっているかを理解しているかです。

繋がりを理解していると、次にどうなるかが分かり、先を考えた行動が出来ます。だから効率が良く、仕事が早くなります。

また、数字が合わないなど問題が起きた時も、問題がどの業務によって生じているかを推測することが出来ます。どの行動がどの数字に影響を与えているかが見えるのです。

原因が分かれば解決方法を考えられますが、原因が分からなければ解決策を考えることも出来ないでしょう。

専門家になる方法」という記事で、「LearnBetter」の以下の内容をを引用しました。

複数の分野を混ぜ合わせて練習したり、さまざまな例を織り交ぜたりすることによって、基底にある関係性への理解が深まる。

自分の業務に直接関係する内容だけでなく、周辺知識も習得することには意味があるのです。様々な事例にぶつかる事で、関係性の理解が進み、業務効率や問題解決能力が飛躍的に向上するからです。

また、自分の担当でないお客様に対しても、分かりませんではなく、どこに聞けば分かるかを案内できます。それだけでも、相手を助けることになるでしょう。

是非、「関係性を理解する」ということを意識してみてください。

<参考文献>
Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ