アランは言う「笑うから幸福なのだ」元気を出すには、まず体を動かそう
心と体は一心同体
毎日幸せで元気に生活出来たら嬉しいですよね。でも、また今日も仕事か…という方も多いと思います。
フランスのアランという哲学者は、「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ。」という言葉を残しています。
私達は感情や気分が先にあって、その感情や気分に付随して行動を起こすと考えます。
感情・気分→行動
例えば、イライラしたから、怒鳴るとか。嬉しいから歌うとか。
だから、幸福についても同じように考えがちです。つまり、幸せな時に笑うのだと。
しかし、心と体は一心同体なのです。
感情・気分→行動だけでなく、行動→感情・気分もまた成り立つ。
体が弾めば、心も弾む!
感情や気分を意志の力でコントロールするのは難しいですよね。でも、体の動きはコントロールし易い。
そこに注目すれば、アランが言っている事が腑に落ちます。心と体は一心同体。気分が乗らない時も笑う事で、脳は「あれ?笑ってるってことは、今幸せなんだ〜」と解釈します。
また、歌う事も同じで、脳は「あれ?歌ってるってことは、今幸せなんだ〜」と解釈します。
だから、朝起きた時にどんよりした気分の時は、体操して、鏡の前で意図的に笑い、歌を歌いましょう。
体や行動を先に起こすことで、それに伴う感情や気分もついてきます。
私は気分が乗らない時は、「体が弾めば、心も弾む!」と自分に言い聞かせながら、自転車通勤していました。
自転車通勤だと、自動的に朝から体を動かすことになるので、メンタルの安定にとてもオススメです。
<参考文献>
幸福論
NHK「100分de名著」ブックス アラン 幸福論
科学的に元気になる方法集めました