「今を楽しもう」に騙されるな


「今を楽しもう」は誤解されています。

•嫌な事が起こるに違いない。
•失敗するに違いない。
•良い事なんて起きるわけがない。
•状況は変わらない。
•自分は幸せにはなれない。

他にも、
•嫌われたに違いない。
•馬鹿にされている気がする。
•自分は醜い。

こんなネガティブな気持ちになったことはありませんか?

こんな時に巷でよく言われるのが、「今ここ」を生きよう。

「今を楽しもう。」というアドバイス。

しかし、ちょっと待ってください。

人間は進化の過程で、得るよりも、失うことに重きを置くように進化してきました。

何故なら、食事を取れないよりも、怪我した方がタヒぬ可能性が高かったからです。

だから、危険性を大きく見積もって、ネガティブに解釈する個体が生き残ってきたのです。

しかし、現代社会ではこの機能は過剰反応しすぎています。

日本の場合ですが、命の危険に晒される可能性は低い。

しかし、脳はどうしても心配、不安の感情を起動させてしまいます。

つまり、現代社会におけるこれらの反応は「思い込み」「誤った解釈」なのです。

そのことに気付く必要があります。そして、これらの「思い込み」を認知バイアスと言います。

ですから、「先の事は考えないで、今を楽しもう。」というのは、解決になっていないと言えます。

このバイアスに気付いて、誤った解釈を、ニュートラルな考え方に修正していく必要があります。

私は先のことは考える必要があると思います。「こんなふうになっていきたい。」という方向性を胸に抱くべきです。

そうでないと、「あの時ああしておけば良かった。」と、あとで後悔することになるでしょう。

あなたは言うかもしれない。「今が楽しければ良いって言ったじゃないか!」と。

でも、適齢期を過ぎたら結婚、子育てはできません。

読書、筋トレ、仕事での経験など、積み上げてこなかった自分を悔やんでも、時間は巻き戻せません。

【まとめ】
①未来への不安は「思い込み」「誤った解釈」の可能性があることを知る。
②認知の歪みを修正する。
③進みたい方向性を胸に抱く。
④その上で「今を楽しもう。」