子供の1日と大人の1日の違い
いかに子供の経験を増やすか
私は土日も仕事をすることがあります。それは、仕事が終わらないからです。
今の仕事がライフワークな訳ではないですが、「やらなければいけない。」と考えてしまう傾向があるようです。
好きではないですが、「仕事をしたい。」と考えてしまうのです。
が、ここで立ち止まって考えなければならないことがあります。
子供はどうなるのか?
子供にとっても土日は休みです。家に居られる日です。お父さん、お母さんと過ごせる日です。
大人の「仕事したい」という欲求と、子供の「お父さん、お母さんと過ごしたい」という欲求。
どちらが重要でしょうか?
仕事の緊急度にもよるでしょうが、私は「お父さん、お母さんと過ごしたい」という子供の思いに価値があると思います。
何故でしょうか?
それは、子供が1日に得る経験値は、大人が1日で得る経験値よりも遥かに多いからです。
言い換えると、大人が1日仕事しなかったことによる損失よりも、子供が1日父母と過ごせなかった損失の方が遥かに大きいということです。
私は、子供にとっての1日の経験は、大人の1日の経験よりも遥かに価値があると思っています。
子供の為に出来る事
子供が小さい時にどれだけ時間をかけてあげられるか。どれだけ注意深く子供の声に耳を傾け、どれだけ気持ちに寄り添ってあげられるか。
これらが、その後の子供の成長や人生に大きな影響を与えると考えています。
子供にとって、「お父さん、お母さんが公園に連れて行ってくれた。」「皆んなで仲良くご飯を食べた。」
こういった経験は、子供の心にとても深く残ると思いますし、また子供の心に信頼感、満足感、安心感を与えると思います。
信頼感、満足感、安心感は子供の心を平穏にするでしょう。
不安がないので、子供本来の伸びやかさを保ち、色々なことに挑戦でき、ちょっとやそっとじゃ折れない心を育むと思っています。
あなたが仕事ではなく、子供を優先したという”選択”の積み重ねが、子供の将来を良い方向に大きく変えるのです。
子供との時間を優先する具体例
・一緒に遊んであげる(なるべく外遊びに連れ出す)。
・子供にご飯を作ってあげる。
・子供の「やりたい」を尊重する(「手伝いたい。」と言われた時、面倒臭くてもやらせる。)。
・子供に決めさせる。
・「絵本読んで。」と言われたら読んであげる(「もう1回読んで。」と言われたら、なるべく読んであげる。)。
以上、参考にしてみてください。