令和の三大欲求〜欲しい、やりたい、なりたい〜
3つの欲
生物には三大欲求があります。
食欲、性欲、睡眠欲です。
これは、「個体の生存」と「種の保存」を目的とした欲求だと言われています。
人間にとっても生存と遺伝子の継承は重要ですし、「死ねないから生きている」側面も大きい。
しかし、人間は生きる為だけに生きているわけではないでしょう。
私には、人間には次に記す欲求があると思います。
1 欲しい…物欲
2 やりたい…行為欲
3 なりたい…変身欲
物欲は何かを手に入れたいという欲求です。行為欲は、海で泳ぎたいとか、高級レストランで食事がしたいとかです。
そして、変身欲はガッキーみたいに可愛くなりたいとか。星野源みたいに曲を作れるようになりたいとかです。
欲を叶える方法
このうち、物欲と行為欲は極論を言えば、お金で解決できます。お金さえあれば、実現できる可能性が高いと言えるでしょう。
一方、変身欲については、お金だけでは解決できません。何故なら、本人の努力が必要だからです。その意味で、変身欲求は他の2つの欲求よりも、高次元の欲求なのです。
変身欲を満たすには、心構え(マインドセット)が8割、知識(ノウハウ)が1割、お金が1割という割合で重要になると思われます。
見ての通り、心構えが8割です。
何故でしょうか?
ダイエットを例にしてみます。もし、痩せたいと考えた時、ノウハウは簡単です。摂取カロリーを抑えて、消費カロリーを増やすということを知っていれば良いのです。
後は、お金があればジムに通えるかもしれませんし、野菜や筋力を上げるプロテインを買えるでしょう。
しかし、結局のところ、痩せようとするかどうかの心構えがなければ、成功しません。絶対に痩せるという執念です。自分は理想の身体を手に入れるという確固たる思いが必要です。
お腹が空いても、間食しない。野菜を多く食べ、脂っこい食事やジャンクフードは避ける。運動を生活に取り入れる。
このマインドセットがなければ、ノウハウやお金があってもダイエットは成功しないのです。
ノウハウを知っているかどうかではなく、実行するかどうかが成否を分けます。
お金があるかどうかではなく、お金を使って行動するかどうかに意味があります。ジムの会費だけ払って、実際にジムに行かなければ現実は変わりません。
想像ではありますが、メジャーリーガーの大谷翔平選手も、きっと確固たる執念があって、今まで生きてこられたのだと思います。必ずプロ野球選手になる。必ずメジャーリーガーになる。これらのマインドセットがなければ、辛い練習にも耐えられないのではないでしょうか?
ですから、私たちが変身欲求を実現する為には、マインドセット、心構え、執念といったところを確立する必要があるのです。