コミュニケーション力が高まる傾聴の極意

相手の話を遮ってはいけない

相談援助(ケースワーク)歴5年半の経験から、コミュニケーション時に気をつけてほしい事をお伝えします。

ケースワーク(英: casework)とは、困難な課題、問題をもった対象者(クライエント)が主体的に生活できるように支援、援助していく個人や家族といった個別に対するソーシャルワーク(社会福祉援助技術)のことである。

wikipediaより

例えば、
誰かが、あなたが既に知っている事を教えてくれたとします。その時、「あっ、〜ですよね?」とすぐに相手の話を遮ってはいけません。

相手は善意で教えてくれています。それなのに「そんな事、既に自分は知ってます!」と、自分は凄いと思いたいがために、相手の善意を踏みにじる必要がとごにあるのでしょうか?

知っていても最後まで相手の話を聞いて、「ありがとうございます。」と言えば、相手は教えて良かったと思うでしょうし、次回もあなたに何かを教えてくれるかもしれません。そして、今度はあなたが知らない情報かもしれないのです。

逆に、「〜ですよね?それ知ってます。」と相手の話を遮ったらどうなるか?相手は「なんだ、せっかく教えてあげたのに。もういいや。」と思って、次はあなたが知らない情報だったとしても、教えてくれないかもしれないのです。

以上のように、ワザワザ「自分は凄い。そんな事知ってる。」とアピールしたいがために、相手の気持ちを害する必要はないのです。

相手の話を最後まで聴くようにすると、あなたは今後も情報を得られるだろうし、相手は役に立てて嬉しい気持ちになるでしょう。

つまり、win win の関係が築けるのです。

<参考文献>
7つの習慣