人生を分けるのは学ぶか学ばないかだけ

豊かな人生を送る秘訣

世の中には、持つ者と持たざる者が存在します。それは紛れもない事実です。

あなたは福澤諭吉をご存知だと思います。福澤諭吉は、『学問のすすめ』のなかでこう語っています。

賢い人と愚かな人との違いは、学ぶか学ばないかによってできるものなのだ。

社会的地位が高く、重要であれば、自然とその家も富み、下のものから見れば到底手の届かない存在に見える。しかし、そのもともとを見ていくと、ただその人に学問の力があるかないかによって、そうした違いができただけであり、天が生まれつき定めた違いではない。

もし、あなたが豊かな人生を送りたいのであれば、あなたは一生学ばなければなりません。福澤諭吉が言う「学問」とは「実学」ですので、生きて行く上で必要なスキルという事になります。

チコちゃんは叱ってくれない

あなたは学んでいますか?自分を磨き、成長させようとしていますか?

NHKのテレビ番組『チコちゃんに叱られる』でチコちゃんが

「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

と叱るシーンがありますが、実社会では誰もあなたを叱ってはくれません。ただただ、常に学んでいる人と、人生のあらゆる面において差が開くだけです。

では、自分を成長させる為にはどうしたら良いのでしょうか、、、、、

「新しい経験」をすると意識する

成長するには「コンフォートゾーン(快適領域)の外に出る」これに尽きます。

コンフォートゾーン(快適領域)から出て、「新しい事」に挑戦するのです。新しい事を経験することほどの学びはないでしょう。

新しい事は何か物凄く大きなことでなくても良いのです。すぐに出来ることから実践していき、新しい事への恐怖という無意識の壁を取り払っていきましょう。

例えば、いつもと違うルートを通って出かける。

普段行くレストランで同じメニューばかり注文しないで、頼んだことのないメニューを注文する。

同じような服ばかり着ないで、違ったデザイン、違った色の服を着てみる。

このような、ごくごく小さな変化で結構です。新しい事への抵抗が薄れてくれば、いざという時に大きなチャンスにも挑戦出来るでしょう。

コンフォートゾーン(快適領域)の外には未知の体験が待っています。それが成長へと繋がっていくのです。

「読書」の重要性は変わらない

成長するためには、読書することです。私達の時間は1日24時間です。全ての事を経験している時間は到底ありません。

先駆者がいる分野について、ゼロから自分で研究し始める人はいないでしょう。

読書は、既にその事を経験した筆者の学びを自分に取り入れる事が出来る、最短の方法なのです。

読書をして知識を増やしましょう。例えばコンフォートゾーン(快適領域)の話も読書から得た知識です。知らなかったら、新しい事は恐怖と避けるべき対象だったかもしれません。

しかし、コンフォートゾーンの外に出る事、新しい事をやってみる事が成長に繋がるのだと言う知識は、そうでない人生とは全く違う人生を築くはずです。

同じ事を繰り返すのは楽ですが、成長はしません。福澤諭吉も

「進歩しないものは、必ず退歩」する

と言っています。停滞はあり得ないのです。

豊かな人生を手に入れるために、学びましょう。

好奇心をはたらかせましょう。

体験と知識に時間を使いましょう。

あなたが時間をどのように使うかによって、今後の人生は大きく変わるのです。

<参考文献>

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

ポジティブ・チェンジ

世界一自由な脳のつくり方