成長する人しない人
一人でやるようになったらどうするか
結論から言うと、
成長する人は「自分事」の人
成長しない人は「他人事」の人
脳は「これ大事なんだ」と認識したものを記憶に残します。よく「使う情報」を記憶するのです。そして、反復することで脳のシナプスの結合が強化され、上達していきます。
また、自分にとって意味(価値)があると思える事は、学習効率が増します。
更に、脳は追い込まれると神経細胞を増やし、その状況に適用しようとする性質があります。
その為、仕事で成長する為には、自分事にする必要があるのです。つまり、追い込まれるということです。
例えば、前任者がいる内は、その人に頼ってしまい、なかなか仕事を理解できません。他人事なのです。
しかし、いざ担当を引き継がれ、自分だけでやっていかなくてはならなくなると、急に緊張感が出ます。すると、今まで他人事だった仕事が自分事に変わります。
こうなると、脳は「なんとかしないと!」と考えます。すると、本当の意味で仕事を理解し始めるのです。物事の関係性を理解し始め、自分で考え行動出来るようになります。
それは、家事や育児などあらゆる事が同じことです。もし、奥さん、旦那さん、お母さん、お父さんがいない時。
自分でやらなければならなくなったらどうするか考えてみる。
日頃から、「もし、一人でやるようになったらどうするか」と意識すると、自分事の感覚が養われると思います。
即ち、脳が学ぼうとするので、成長していくことができるでしょう。
<参考文献>
Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ
覚えない記憶術
ムダにならない勉強法