ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本 そんなあなたに精神科医が教えるラクな生き方/樺沢紫苑 著/感想

樺沢紫苑さんの新刊を読みました。

とても読みやすい本でしたので、読書に慣れていない方にもおすすめの本です。

本書の中から、個人的に勉強になった事を紹介します。

「ムリ」と言うと脳が思考停止してしまう

「自分には無理だ。」と言ってしまうと、脳が思考停止してしまいます。

脳は効率主義者なので、無理だと考えていることにエネルギーを割かないそうです。

逆に、出来るか出来ないかギリギリの「ちょい難」な状態だと、最もパフォーマンスを発揮します。

ですので、「ムリかどうか試してみよう」を口癖にして、とりあえずやってみるのが良いとのこと。

私は、新しいプロジェクトだったり、昇進だったりに対して、尻込みしていました。

さすがに、「出来る!」と言い聞かせるのは嘘を言っている感じがして嫌でした。

ですが、「ムリかどうか試してみよう」なら口癖にできると思いました。

無意識のブロックを外し、とりあえずやってみる

人生を楽しんでいる人は皆「素直」である。

ほとんどの人はこれまでの経験からくる先入観で物事を判断します。すると他の人からのアドバイスや助言を受けた時に、無意識にブロックしてしまうのです。どんなにいい情報がきても遮断してしまうため、多くのチャンスを失うことになります。ニュートラルに情報を受け取る人は、自分の中にいったん入れて、「とりあえず試してみよう」と考えます。

p.166-p.167

どんどん試せる人は、それだけチャンスを得る可能性が増えます。

仕事、素敵な出会い、楽しい出来事、全てにおいて、試しにやってみる事で、チャンスを手にする確率が増える。

当たり前ですが、分母を増やさなければ、可能性はゼロのままです。

私は結構、「仕事が忙しいから今はいいや。」「子育て中だからそんなことしている暇なんてない。」「人付き合いが面倒だからやめよう。」「責任が大きそうだからやめよう。」といったメンタルブロックを張りがちなので、実に耳の痛い話でした。

ちょっと、意識して変えていきたいなと思いました。

一人でもいいという考えが違うと気づけば

AIが台頭するこれからの時代は、「健康の幸福」と「つながりの幸福」が重要になってきます。

脳内物質で表すと、セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福です。

つまり、健康と家族を大切にすること。

家族でなくても、友人がいればオキシトシン的幸福を保てますが、意識的につながりを作る必要があるそうです。

そして、私が刺さった文を引用します。

一人でもいいという考えが違うと気づけば、人間関係の「つながり」への考え方が変わります。

p.171

私はこの文を読んで、「自由がなくなるから子供はつくらなくて良い。」という考えへの違和感を思い浮かべました。

少子高齢化による孤独の話も書かれていますが、「今の自由」と「将来の孤独」が天秤にかけられていることは意識する必要があると思います。

そのうえで、「自分はこっちの道を選ぶ。」と言うのであれば良いのですが、「将来の孤独」が見えていないのであれば、危ういなと思った次第です。


本書から受け取った大メッセージは、

「肩肘張らずにやってみよう」
「つながりって意外に大事だよ」

かなと思います。

とても読みやすいので、是非肩肘張らずに、まずは手に取ってみてください。

〈参考文献〉

ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本 そんなあなたに精神科医が教えるラクな生き方