「何で自分ばかり」と思った時の対処法

自分にとって嫌な出来事が続くことってありますよね。

こんな時、「何で自分ばかりこんな目にあうんだろう?」と考えてしまうと思います。

そんな時に試して欲しい対処法をお伝えします。

それも含めて条件だと考える

例えば、旅行の時に限って子供が体調を崩してしまったとします。

この時、「何で体調崩すんだ!」と考えると、イライラしてしまうでしょう。

「起こるはずがない事が起こってしまった。」と考えると辛くなるばかりです。

そうではなく、「旅行の途中で子供の体調が悪くなる。」という条件が、初めから設定されていたのだと考えてみてください。

その条件の中で、いかに楽しく過ごすか。そこに全力を注ぐようにしましょう。

起こった出来事を含めて、あなたに与えられた条件なのです。

ただの確率の問題だと認識する

嫌な出来事が続くと、「日頃の行いが悪いからかな。」とか、「厄年だからかな。」とか、「呪われているのかな。」などど考えがちです。

しかし、嫌な出来事①や嫌な出来事②は個々には関係のないことです。個々の出来事はたまたま重なって発生しただけのことです。

だから、何かの力が働いて、嫌な出来事が続いたわけではなく、それぞれの出来事が、ある一定の確率でたまたま重なっただけなのです。

人間は意味があると納得しやすい生き物なので、つい嫌な出来事が続いた事に意味があると考えてしまいます。

でも、それは確率の問題です。たまたま起きた出来事なのです。だから、あまり自分を悲観しないことです。

〈参考文献〉
不安が覚悟に変わる 心を鍛える技術