考え方を変える〜2019.4.8日記~
※2019.4.8にアメブロで公開した日記記事です
昨日はお花見をしました。桜が綺麗に咲いており、天気が良く、風はなく、寒くもなくて良い感じでした。ヒラヒラと舞う桜が美しかったです。
さて、最近思ったこと。
職場にいる警備員さんは、朝従業員が出勤すると「おはようございます。」と挨拶してくれます。当然挨拶されたので、私は挨拶を返します。しかし、多くの人が挨拶を返しません。
何故挨拶を返さないのか不思議です。
自分に対して言われていると思わなかったのでしょうか?それなら仕方ありません。
少しヘソが曲がった考え方をすれば、警備員より、従業員の方が偉いとでも思っているのでしょうか?
挨拶をこちらからした方が良いのは当たり前ですが、それが難しいことも分かります。しかし、挨拶されて、挨拶を返さないのはよろしくないと感じるのです。
挨拶と笑顔は、お金をかけずに人に喜ばれる心がけです。逆に挨拶をせず、いつも眉間にしわを寄せて少しも笑わない人は、周囲を不快にさせるでしょう。
フランスの哲学者アランも、上機嫌でいることは礼節であると言っています。
さて、もう一つの話題。
考え方の違いが結果の違いに繋がるということ。
例えば、休みの日にまる1日業務に従事することで、給料とは別に約60,000円ほどの手当てがもらえる仕事があるとします。
これをメリットと考え、休み返上でこの仕事に立候補する人がいます。
一方で、自分の大切な時間を奪われることをデメリットと考え、お金よりも時間を優先し、この仕事に立候補しない人もいます。この人は大切な時間に、「重要だけど急ぎでないこと」を行います。例えば、夢のための勉強や行動。
もし、自分の大切な時間を確保して、夢のための勉強や行動を毎日行ったら、将来的には起業したり、本を出版したり、海外勤務が決まったりするかもしれません。その結果、この時の60,000円を遥かに超えるお金を稼ぐかもしれません。お金でなくても、本当にやりたい仕事につけるかもしれません。
もう一つ例をあげるなら、運動があります。運動をカロリー消費のために行うのか。それとも、頭を良くするために行うのか。
運動をカロリー消費のためだけに行おうと思うと、やる気が続かないでしょう。なぜなら、カロリーを消費するとは、消極的な考え方だからです。運動が、取ってしまったカロリーを帳消しにするために行う活動になってしまう。
しかし、有酸素運動をすると海馬、前頭前野が成長し、精神が安定し、ストレスに強くなり、創造性が増すといったことを知っていれば、運動に対する考え方が変わります。有酸素運動は頭を良くし、幸福感を感じるために行うものと考えられます。つまり、運動はマイナスをゼロに戻すものではなく、プラスの効果があると考えられるので、積極的に取り組む誘引になるのです。
また、座っている時間が長いと、認知機能が衰えたり、死亡率が増加することなどを知っていれば、電車などで血眼になって席を探さなくなります。
人生において行動が重要なのは言うまでもありませんが、どういう行動をとるかは「考え方」で決まります。
だから、どれだけコンフォートゾーン(快適領域)を出て、自分の知らない考え方に触れられるかが大切だと感じます。
だから、自分の知らない人の話をきいたり、本を読んだり、経験をすることで、「考え方」を変えていくことがより良い人生には欠かせないのです。
<参考文献>
7つの習慣
幸福論
一流の頭脳