絶対に投資すべき対象と、そこに投入できる資源とは?

あなたが投資できる資源は何か?

以前の記事で、「信用は資産」だと述べました。そして、信用を築くには約束を守ることだとお話しました。

さて、今回は信用を築くもう一つの方法をお伝えします。

企業が持っている資源について、よく人、物、金と言われますよね。

個人についてはどうでしょうか?個人の持ちうる資源は、恐らく金と時間と情報だと思います。

[金持ち父さん貧乏父さん]で有名なロバート・キヨサキ氏は、著書の中で、資産に投資するようにと言っています。そして、堀江貴文氏は、信用は無形固定資産だと仰っていたことがあります。

以上から、信用は投資対象になると言えるでしょう。

では、信用に何を投資するのか?個人の持ちうる資源は金と時間と情報でした。この中で信用に投資すべき資源は、、、

「時間」です。

投資した時間が信用になる

心理学に、単純接触効果 (ザイオンス効果)と呼ばれる効果があります。

これは、

繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果

Wikipediaより


です。

人は、初めのうち興味がなくても、何度も会っていると好意を抱くようになるのです(注意:とは言え、自分の都合良く解釈してはいけません。相手が嫌がることは絶対にしてはいけません)。

つまり、特定の人に自分の時間を割いて会っていると、その人からの信用を得られるようになるということです。

友達100人とごくたまに会うより、数人とだけ何度も会った方が、信用ある関係を築けるということになります。

たとえ忙しくても、

時間を旦那さんや奥さんの為に使えば、旦那さんや奥さんからの信用に繋がります。
時間を彼氏や彼女の為に使えば、彼氏や彼女からの信用に繋がります。
時間を子供の為に使えば、子供からの信用に繋がります。
時間を友人の為に使えば、友人からの信用に繋がります。
時間をお客さんの為に使えば、お客さんからの信用に繋がります。

あなたが貴重な時間を使った分だけ、信用が築かれる可能性があります。

自分の時間を大切にするのも良いですが、あなたが信用を築きたい相手の為に時間を投資することで、資産=信用を築く事が出来るでしょう。

築いた信用は、あなたが困った時にあなたを助けてくれるはずです。

<参考文献>

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学