自由な時間を過ごせば、あなたは変われる

あなたは「自由な時間」を過ごしていない

あなたは休日をどのようにお過ごしでしょうか?
やる事が事前に決まっているでしょうか?

友人や恋人や家族と出かけますか。
それとも、掃除や洗濯をするつもりでしょうか?
またはスキルアップの勉強をするつもりでしょうか?
はたまた運動をしようと考えているでしょうか?
平日片付かなかった仕事を片付けるつもりでしょうか?

えっ、そんな面倒くさいことしないって!?

確かに休日というのは、基本は自由な日ですよね?

しかし、朝からお酒を飲んでテレビを眺めたり、スマホをいじってダラダラしたり、昼過ぎまで寝ていたり、ゲームばかりして、目的のない時間を浪費することも自由だと言えるでしょうか?

イマヌエル・カントは自由について、以下のように説明しています。

人間が本来的に持つ道徳観(理性)に従って行動すること。

もしその行為が人として本当に正しいと言えないならば、それは真の自由ではない。

たとえ休日の使い方が自由だと言っても、その行為が本当に正しいと言えないならば、それは真の自由ではありません。最も貴重な時間を無駄に浪費したことを必ず後悔するでしょう。

何でもして良いのが自由なのではなく、自分が正しいと言える時間の使い方が出来た時、それは自由なのです。

自分で納得出来た時間の使い方が出来た時は分かります。スッキリしたと感じます。今日という日を有効に使えたと思えます。

もちろん、納得出来る時間の使い方は人それぞれなので、ダラダラする事が悪いとは断言出来ません。本当に休息が必要な場合もあると思いますので、そこは自分で判断する必要があります。

自分を変える方法

大前研一氏は、以下のような名言を残しているそうです。

人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

時間配分とはつまり、時間の使い方のことです。時間の使い方が変われば、人は変わります。

目的のない行動をしていた時間→真に自由ではない→何も変わらない

正しい行動をしていた時間→真に自由である→変わる

自由の意味を履き違えないことです。時間の使い方には細心の注意を払い、常に後悔がないか意識しましょう。

真の自由があなたを変えるのです。

<参考文献>

ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方