成長ホルモンのすごい効果
成長ホルモンとは
あなたは成長ホルモンをご存知でしょうか?
成長ホルモンとは、私達の疲労を回復してくれるホルモンです。
具体的には、
①疲労回復
②免疫力アップ
③細胞の修復
④代謝・新陳代謝促進
⑤アンチエイジング効果
といったように、主に疲労を癒してくれる効果があるとされています。
さて、この成長ホルモンは、どのようにしたら分泌されるのでしょうか?
成長ホルモンを分泌させるために運動しよう
成長ホルモンは『運動』によって分泌されます。
「運動の効果」で運動ついてご説明しましたが、運動には成長ホルモンを分泌させる効果もあるのです。
また、精神科医で作家の樺沢紫苑氏は、著書「神・時間術」の中で、以下のように述べています。
運動すると睡眠が深くなりますから、二重の意味で疲労回復効果が得られます。
また、どのような運動をすれば良いのかについては、以下のように説明されています。
1時間以上の有酸素運動がおすすめです。ウォーキング、ランニング、水泳、エアロビクス、球技などのスポーツ……。自分に合った「楽しい運動」を、少し汗をかく程度に行うのがいいでしょう。
成長ホルモン分泌のためにやってはいけないこと
この成長ホルモンを分泌させる為に、絶対にやってはいけない事があります。
それは、夜寝る前の食事です。
寝る2時間前の食事は、絶対にとるべきではないのです。
何故なら、寝る前に食事をとると、成長ホルモンの分泌が抑制されてしまうからです。
樺沢紫苑氏は、以下のように述べています。
寝る前、2時間以内の食事は、絶対にとるべきではありません。…寝る前に食事をすると、成長ホルモンが分泌されません。成長ホルモンには、血糖を上げる作用があります。つまり、空腹のときには出やすく、満腹で血糖が高い状態では、ほとんど分泌されません。 成長ホルモンは、通常、入眠してから最初のレム睡眠で最も分泌されます。それは、入眠してから、2時間以内の時間帯です。しかし、寝る前に食事をしてしまうと、まだその時間は血糖が高い状態ですから、成長ホルモンが分泌されないのです。
睡眠中に成長ホルモンが分泌されないと、疲労回復効果が減少してしまいます。そうなると、寝ても疲れが取れないということになりかねません。
そうならないためにも、夜寝る前の食事には気をつけなければなりません。
◼️運動→成長ホルモン分泌→疲労回復
◼️夜寝る前に食事をとらない→睡眠中に成長ホルモン分泌→疲労回復
成長ホルモンには様々なメリットがあるので、上記のとおり、運動に取り組むのが良いでしょう。
<参考文献>
神・時間術