専門分野がない問題の解決方法

あなたは1教科で1,000,000点取れますか?

これまでの社会では、組織に所属し、物事やシステムを上手く回せる人が優秀とされてきました。

しかし、最適化はAIの得意分野です。蓄積されたデータから最適解を見つけるといった作業はAIの仕事になるでしょう。

また、近代教育によって、人々は均一化・標準化させられています。5教科合計が500点の人が、1教科100万点取れる人(制度上100点しか取れない)より優秀とされてきたのです。

しかし、これからの世の中では、独自の専門分野をもっている人の重要性が増してきます。つまり、オリジナリティのある人。

趣味を3つもつことの重要性

独自の専門分野があれば、自分と他者を最も差別化できるのでしょうが、それもなかなか難しい話です。

では、どうするか、、、、、

落合陽一氏の著書「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書」では、人よりも詳しい趣味を3つ持つように勧めています。プロレベルでなくても、人より詳しい趣味を3つ持つ。その総合力を活かし、世の中の問題を解決すれば良いとのこと。

①ビジネスとは、人を喜ばせること。
②ビジネスとは、人の問題を解決すること。
③ ①と②を、自分がストレスなく出来る分野を3つ持つ。
④その総合力を活かして人を喜ばせたり、問題解決を行えるようになる。

これが、AIが台頭してくる時代の処方箋です。常に学び続け、複数の趣味を磨いていく。趣味を掛け合わせて、他人の問題を解決できるようになる。

あなたの趣味を3つ掛け合わせれば、あなた独自の視点が持てます。それがあなた独自の問題解決方法となるのです。

「何者でもない人」は生きにくくなる

既に存在するものを新たに組み合わせて、今までにないものを創造する事をイノベーション(技術革新)と呼びます。

人より詳しい趣味を3つ持ち、それを組み合わせてあなた独自の専門分野を持ちましょう。その為にも学びは欠かせません。

落合陽一氏曰く

今後、社会の競争の中で生きるのが大変になるのは、「何者でもない人」

とのこと。

AI時代でも活躍できる存在になるために、私達は学び続ける必要があります。

<参考文献>

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書

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